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研究計画書の完成の瞬間は、一生忘れることはありません。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 (冬入試)合格

私は独学で同研究科の秋入試を受け不合格になり、落胆しながらもどうしても諦めることが出来ず、予備校を探して辿り着いたのがアクセルエデュケーションでした。
入校を希望し頂いた返事には、どれだけ授業が厳しいかが書かれており、どれだけ甘い考えで秋入試を受けていたか、いかにその甘えた根性を叩き直すかという指摘も書かれていました。
どうやってでも合格したいと考えていた自分には惹かれるものがあり、入校を即断し受講を開始しました。この時点では、付いていけるだろうと甘い予測を立てていました。

まず入校の時期が遅かったため、短い期間で合格するためスケジュールを詰めてのスタートになりました。
仕事が終わる時間が遅いことも多く、正直毎回の課題や読本を進めることは体力的に本当にきつかったことを覚えています。 私は知識・経験ともに欠けていたため、他の受講生より課題に対して時間がかかっていたと思います。何とかして勉強の時間を捻出するため、仕事後に飲みがあった後も 24時間営業のファーストフード店に行き、時には夜を徹して勉強を続けました。

また、同時並行で進める研究計画書は内容がなかなか決まりきらず、自分が何をやりたいかも判らなくなり、ひたすら怒られ悔しい思いをしました。
他の優秀な受講生の方々にも圧倒され、自分がいかに出来ないかを痛感し、本当にMBAを目指すに足る人間なのかと非常に悩みました。

そんな中、忙しい時期に入り課題提出が遅れてしまいました。簡単には挽回できず、書類締切が迫っているが研究計画書も迷走している状況で、ついに先生に「最後通告」を突き付けられました。その通告の内容は、私の勉強が足りていないこと、私の意識や必死さが全く足りていないこと、そしてこのままでは同研究科に入る資格は無い、もう面倒は見ない、という非常に厳しいものでした。

諦めることも考えました。やはり資格が無かったのだ、と落胆しました。自分は仕事をしながら必死に勉強をしてきたつもりでした。研究計画書の完成のため、出来る限り自分と向き合い、新しい知識と格闘し続けたつもりでした。 しかしあくまでも、それはしてきた「つもり」でしかなく、本気でMBAを目指す受験生の足元にも及ばないのだろうと、飲みこむことに決めました。では私に今出来ることは何かと考え、出した結論は「勉強をすること」でした。

自分が足りていないこと、出来ていないことは痛感しましたが、ではその現状を打破するには勉強するしかない、決して諦めず少しでも近付くことが後悔しない道だと、自分の中で何かが吹っ切れました。

先生に正直にこれを伝え、指導とモチベーションを改めて得た私は、そこからはさらに勉強に時間を費やしました。今まで以上に必死で論文や研究計画書に向き合いました。そこから、目に見えて論文の完成度が上がっていくのを感じました。今まで自分は何をやっていたのだと恥ずかしくもなりました。

また、研究計画書に関しては他受講生の方へのインタビューの機会を先生が作ってくださり、自分のやりたいことをブラッシュアップし落とし込むことに成功しました。 刺激的かつ将来へ繋がった貴重なインタビュー経験と、研究計画書の完成の瞬間は、今後絶対に忘れることはありません。 一回目の模擬面接で、「どう意識が変わったか」を全て判断されてもおかしくないと構えていた私は、面接の想定問答集の作り込み、徹底的な業界研究、研究テーマに関する読本を出来る限り行って臨みました。 模擬面接を重ねる中で、自分の言葉でやりたいことを伝えられるようになったと感じた時に、自分はもう絶対に受かるのだという自信が芽生えた瞬間でもありました。 筆記の対策は十分に行っていたため、直前まで面接の練習を行い続けました。 いかに面接で「魅力ある自分」を引き出せるかを、先生と一緒に考えながら本番へ準備したことは非常に心強かったです。

その結果、ついに合格を勝ち取った際には、先生も「厳しい指導によく付いてきてくれた」と涙ぐんで下さり、本当に自分はこの方と出会えて良かったと、心から感じました。

合格はスタートラインでしかありませんが、この数ヶ月間を経て本当に自分を変えることが出来ました。 先生は、まったく自信が無く常に気後れしていた私を一喝して下さり、厳しい指導を下さいました。

辛いことも多々ありましたが、確実に自信が生まれ、本当に自分は将来業界を牽引する経営者になるのだと、胸を張って言えるようになったことが私は何よりも誇らしいです。

時に厳しく、熱い指導を下さった先生、支えてくださった周りの皆さんに心から感謝しております。将来は経営者として成長と挑戦を続けることで、皆さんにつながる貢献をしていきます!

本当にありがとうございました。

  • 男性(歳)
  • 合格年度:2015
  • 氏名:匿名希望
  • 性別:男性
  • 学校名慶應義塾大学大学院経営管理研究科 (冬入試)合格

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