2017.07.27

濱口 健宏

代表者ブログ

一橋大学講義にて(1)

当校で代表を務めております濱口です。
先日、一橋大学にて講義を行ってきました。

 

講義は、私が経営する日建産業㈱における企業革新と事業再編がテーマでした。中小企業論といってよろしいかと思います。私は関西のいくつかの大学で講師を務めた経験がありましたので、最近の学生が何を考えているのか、コミュニケーションのとり方はどうなのか等について私なりの感覚は持っていましたが、就職で圧倒的な強さを誇る一橋大学の学生は何をどう考えているのか?日々の生活で大切にしている事は何なのか?楽しみにして講義に臨みました。

 

今回は大学の現状と学生の意識について記したいと思います。

 

1.ある分野について深く学べるいっぽう、広く学ぶ機会が少ない。

 

今回の受講対象は経済学部の学生でしたが、彼らの話を聞くと、日常の勉強はほとんどが数学だというのです。経営学は商学部で学ぶものであり、経済学は経済活動を科学的に分析する学問であると教わっていると。

 

私は1993年に大阪大学経済学部を卒業しましたが、同大学は経済学部内に経営学科がある組織で(今でも同じ組織です)、最初の講義に臨むにあたっては生協で関数電卓を購入した記憶があります。2009年から大阪大学大学院で経営学を学んだ時も、定性分析を主とするケーススタディも少し行いましたが、それ以外では数学はついて回りました。少し中途半端な印象です。

 

一橋大学は商学部と経済学部が別にありますから、それだけ深く学べると思います。立派な図書館があり、素晴らしい勉強環境にあるところも魅力です。

 

いっぽう、学部間の壁は高そうで学ぶ分野が限定されそうです。教員の相互交流が少ない事は大きな理由でしょうが、学生の意識もそれに準じており、様々な知識を柔軟に織り交ぜる学際系学問に触れ合う機会の必要性を感じます。一橋大学ですと社会学部がそれになるのでしょうか。一般的には大学院がその使命を担っているのだとは思いますが。

 

2.JR国立駅からキャンパスへの道が素晴らしい。

 

最初に訪問したのは桜の季節でして、両側の桜並木を眺めながら、道幅の広いまっすぐな一本道を進みます。学びたい!の想いを強くしました。街自体が大学に誇りを持っており、大学を大切にしている雰囲気が伝わりました。街の歴史と共に歩んできた大学だと強く感じた次第です。

 

次回は学生の意識について書きたいと思います。

 

濱口健宏

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