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2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

時には採算を度外視して教えてくれました

私が一橋大学大学院国際企業戦略研究科(金融戦略・経営財務コース)(以降ICS)に合格できたのは、NIKKEN MBA LABOのご指導のおかげです。本当にありがとうございました。あくまで私の体験談とはなってしまいますが、これから国内MBAを志す方に有益な情報となるよう出来る限り意識して記載させて頂きます。

■ICSの入学条件
9月下旬 1次審査:研究計画書を作成し、審査に合格すること
11月初旬 2次審査:面接を受け合格すること

■ICS受験に必要な知識・能力
1.金融・財務の知識
2.応用統計学の知識
3.論文作成能力(仮説構築力、形式に沿って論理的に文章を書く力)
4.面接対応力(その場で質問された内容を整理して、深くなくとも妥当性のある回答ができる力)

■入学の経緯
私はICSを二度受験しており、二度目の受験で合格しました。 一度目の受験は、研究計画書提出の2週間前である9月中旬に一念発起し受験を決めました。 独学で研究計画書(word10P,約8千字)を作成しましたが、残念ながら1次審査で不合格となりました。

このとき不合格についての原因は3点と考えました。
1点目は、必要な専門知識が不足していたことです。金融・財務の専門知識とICSでの研究に必須となる統計学も勉強したことがなかったため、先行研究を読解するのに多大な時間がかかり、時間を掛けたわりには成果が出ない状況でした。
2点目は、課題設定力の弱さです。自信の問題意識を研究テーマとして構造化・言語化することができていませんでした。
3点目は、ゴール設定ができていなかったことです。ICSに合格するために、何を勉強し、どの程度の質の研究計画書を作成しなければならないか、情報がないため全くわかっていませんでした。 不合格通知の届いた10月末、これら3点の課題を解決しICSに合格するためにはどうすば良いかの答えとして、NIKKEN MBA LABOへの入学を決めました。

■NIKKEN MBA LAB入学のメリット
・この予備校はディスカッション中心の授業となります。 MBA受験はペーパーテストではないため、合格するために必要なことは教科書の暗記や解法の練習ではありません。 大事なことは研究対象をどう捉え、何が問題だと認識し、それをどう解くのかという「考える力」を身につけることです。 そのためには、「自分の今の考えを他者に示す→意見や指摘をもらう→新たに課題を認識して克服する」というサイクルを素早く何度も回す必要があります。 予備校の授業は専門知識を持った先生とディスカッションできるので、この学習サイクルを効率的に回すことのできる素晴らしい環境が整っています。

・少人数制のためほぼマンツーマンのような指導を受けることができ、時間あたりの学習効率が高いです。 他の生徒さんの発表も聞けるため、モチベーションの維持にも役立ちますし、彼らの研究テーマから着想を得ることもできます。

・OB会も活発なため、卒業生や在学生の方々から最新の情報に触れる良質なネットワーキングの機会も提供してくれます。
(私自身も受験に際しては不安な点を先輩方に随時相談させて頂きました。暖かいお言葉とともに激励してくださったことが大きな精神的支えとなりました。)

・授業内容はほぼオーダーメイドです。受験者のバックグラウンドを考慮して、合格までのロードマップを提示してくださるので、初学者でも段階を踏んで成長することができます。

・学習ペースを早めることができます。

NIKKEN MBA LABは自主性を尊重しているため、「入れば受かる」ということはありません。受験者自らが、先生を「活用する」気持ちを持って能動的に学習していくことが求められます。 しかしそういった態度で予備校の授業に臨むことで、先生もより親身に、時には採算を度外視して教えてくださります。その結果として、学習のペースが上がり成長が早くなります。

■大学院入学に必要な心構え
・一般論として近年MBAはコモディティ化しその価値を失いつつあるとの論調もありますが、海外MBAに比べて費用も安くかつ授業の質も高い国内MBAは、成長を求めるビジネスパーソンの間で人気が上昇し、その結果受験倍率も高くなってきています。 もし受験されるのであれば、ある程度の勉強時間を投資する覚悟が必要だと思います。

最後とはなりましたが、先生方、共に勉強した生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
私にとってこの予備校への入学は本当に素晴らしい出会いの連続でした。

今後ともお付き合いをよろしくお願いいたします。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

変われるための最後のチャンスでした

●MBA志望理由
私がMBAを目指した理由をひと言で表すと「自分に対する焦り」でした。今の会社に入ってから10年が経っていました。仕事が暇なわけではない。むしろずっと忙しかった。でもそんな自分には一体どんな力が身についているのだろう。ある日、ふとそんなことを考えました。自分の業界についての知識は増えた。目の前の仕事を効率的にこなせるようにはなった。勤続年数が多い分、会社や上司の仕事ぶりを偉そうに批判することもできる(ただし影で。笑)。10年間必死に働いてきたはずなのにやけに自分が空っぽな気がして、何もない自分に強烈な焦りを感じました。目の前の仕事に囚われ、ビジネスマンとしての努力を怠っていた結果です。「ビジネスについての知識を体系的に学びたい(独学では無理)」「自分の長期的な目標を達成するための筋道を具体的に描きたい(気がつけばサラリーマン人生も残り少ない)」「会社や上司に論理的に提案できる力を付けたい(文句だけのサラリーマンから脱したい)」。そう思ったのがMBAを志すきっかけでした。40歳を目前に、これが変われるための最後のチャンスだと思ったのです。

●Nikken MBA lab.(旧Axel Education)を選んだ理由  「これ!」と思ったら即行動。インターネットで受験対策をしてくれる予備校を探しました。新しいことを始める時はその道の専門家に教えを請うのが一番です。働きながら未知の分野に挑むわけですから、独学でやるという選択肢は全くなく、専門予備校でご指導いただこうと最初から決めていました。そんな中ウェブ検索でヒットしたのが旧Axel Educationでした。なぜここに決めたのか。実は明確な理由はありません。笑 あるとすれば直感でしょうか。その直感につながったのは上手く言えませんが…、ウェブサイト全体に商売っ気がなかったことでしょうか。笑
直感というと頼りない印象があるかもしれませんが、私はそうは思いません。自分が出来そうだと心から思えなければ、その気持ちの隙は甘えになり、行動のブレーキにもなります。「ここで学べば自分は絶対に合格できる!」という直感的な確信があったからこそこの学校を最後まで信じ続けることも出来ましたし、最後まで頑張り続けることも出来ました。そしてこうして受験を終え、その直感は正しかったと確信しています。

●受験勉強について
受験勉強については本当に苦労しました。勉強を始めた時点で自分にあった一般的なビジネスについての知識はほぼゼロ。日経ビジネスを読むのでさえ所々立ち止まってしまうほどの基礎知識の無さでした。自分の仕事内容や業界についての知識はあっても、一歩会社から出れば世間的には全く通用しない人間なのだということを改めて痛感しました。けれどその分、知識がどんどん増えていくのがわかり勉強自体はとても楽しいものでした。

勉強の過程には大きく4つの段階がありました。①指定された基本書をひたすら読み、広く浅く経営知識に触れた時期(約6ヶ月)、②小論文対策(約4ヶ月)、③願書・研究計画書作成(約4ヶ月)、④面接対策(早稲田1ヶ月、筑波英語面接約6ヶ月)。②③④は平行して行いました。

特に苦労したのが③願書・研究計画書作成と④面接対策です。この2つの過程を通して「なぜMBAなのか」「自分はMBAで何を学び、何を成し遂げたいのか」を徹底的に自分に問いかけました。日々の忙しさに流されていると、こうして自分に向き合うことは意外と少ないものです。MBA受験では、大学就職活動時の曖昧さとは比べものにならない、自分の将来に対する具体的で強いビジョンが必要でした。さらに私は早稲田(日本語)と筑波IB(英語)の二校を受験したため日本語と英語で準備する必要があり、これが受験勉強の大変さに拍車を掛けました。

そんな苦しい時間を乗り切れたのは、講師の強くて温かいサポートのおかげです。講師や同じ受講生との議論を通じて、自分がMBAを通して成し遂げたいことがより明確になりました。また、事情があり私は他の方よりも準備期間が長かったため、途中で勉強に対する気持ちが下がることもあったのですが、講師は私の気持ちがうまく続くよう絶妙なタイミングでメールを下さっていました。

経営についての知識ゼロだった私が、志望校2校合格という奇跡を起こせたのは間違いなくこの学校おかげです。出来ないくせに、出来ないことを認めたがらない手のかかる生徒だったと思います。そんなクセのある私に最後の最後まで向き合ってくださった講師には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

心から感謝しています

1.独学でなく予備校に入校した理由
受験を決めた時点で試験まで5か月を切っており、回り道をしている余裕がなかったため、予備校のノウハウを活用させて頂くこととしました。また、志望動機や研究計画書は一人で対策をしていると内容が独善的になるのではと危惧しており、客観的かつ的確なプロの視点でコメントを頂きたいと考えました。

2.NIKKEN MBA lab.を選んだ理由
ホームページで情報収集する中で、国内MBAに特化しており、ファイナンスの指導実績があって、かつ比較的安価で何校受験しても面倒を見るというNIKKEN MBA lab.に興味を持ちました。その後、主催者の○○○さんにお時間頂いて話を伺ったところ、知識面の指導(本の紹介等)まで含めて合格まで包括的にサポート頂けることも分かり、入校を決めました。

3. NIKKEN MBA lab.での指導内容
(1) 出願書類(エッセイ)対策
MBA受験を決めた段階で研究テーマが未定だったため、テーマ選定からお世話になりました。テーマ候補をいくつか考え、ゼミの中で簡単に説明。その場でフィードバックと進め方のアドバイスをもらって研究計画を書きました。単なる受験対策に留まらず、MBA入学後に実際に研究を進めるためにも良い準備になったと思います。
研究計画以外の部分も、それはそれは丁寧に内容をご指導頂きました。

(2)小論文対策
過去問をやってみて提出。コメントを頂きました。同じ課題を何回かやり直して提出したこともありましたが、その都度丁寧にご対応頂けました。

(3) 面接対策 (模擬面接)
予備校側は面接の傾向を熟知しているため、的確な対策が可能です。加えて、厳しくて突っ込んだ質問の対策もして下さったため、本番の試験の面接官が優しく感じました 模擬面接の最初の頃は回答に詰まることも多かったのですが、回数を重ねていくうちに、自分の理解不足や表現力不足にも気付くことができました。最後には「分かりやすくなった」とお墨付きも頂いて、自信を持って本番に臨むことができました。

4.最後に
終始手厚く的確な指導を頂けたおかげで、短い準備期間にも関わらず、1度の受験で合格することができました。特に私は入校直後に体調を崩し、ゼミも何度も欠席しましたが、そんな私を最後まで励まし、ご指導頂いたこと、心から感謝しています。NIKKEN MBA lab.での受験準備(特に研究計画書作成)は入学後の勉学にもきっと生きてくると思います。他の受講生と知り合い、問題意識等共有できたことも有益でした。大変お世話になり、有難うございました。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

自分の将来を見つめ直す機会だった

【MBA受験のきっかけ】
会社から社費でMBAに行けることになり、4月頃からMBAについて真剣に考えるようになりました。7月頃ネットで予備校のことを知り、せっかく受験するのであれば、気に入った学校を確実に受かりたいと考え、予備校の受講を決めました。それから半年間、受験勉強をし、希望の学校に合格できました。

【NIKKEN MBA lab.を選んだ理由】
厳しい受験指導と講師の人間性に惹かれて受講を決めました。
ホームページを拝読すると、やる気のある生徒を求め、予備校もそれに応えていく姿勢が感じ取れました。受講をしてみると、その考えが間違っていないことがわかり、質の高い指導をいただくことができました。 また、指導していただける講師の方が熱意のある方でしたので受講を決めました。MBAは経営の知識を習得することに加えて、自分の将来を見つめ直す機会であると理解しています。私は特に今後のキャリアにはっきりとした展望がないことが課題でした。講師の波田野さんは経営の知識修得のご指導のほか、キャリアに関する相談にも応じてくださると感じ、受講を決めました。

【NIKKEN MBA lab.の特徴】
研究計画書対策と小論文対策、面接対策を行っていただきました。

研究計画書は、「なぜMBAに行きたいのか?」、「行ったあとにどうしたいのか?」を問われます。MBAに行った経験がないため、自分ひとりでは仮説しか立てられません。そこで、国内MBA各校の特徴に精通している予備校の指導が非常に役に立ちました。  小論文対策では、テキストを読み、それに関連する小論文を作成しました。このテキストが非常に有用で、経営に関する知識が広く理解できるようになっています。MBA受験だけでなく、進学後の授業の理解にも役立つと考えています。
面接対策は、講師の波田野さんと対面形式で実施していただきました。ロジカルチェックや掘り下げた質問等を行っていただいたおかげで、考えに深みができたと感じています。

【最後に】
波田野さん、NIKKEN MBA lab.の皆様、大変お世話になりました。皆様のおかげで第一志望の大学に合格することができました。MBA受験がきっかけで私の人生は大きく変化するだろうと感じています。心から感謝申し上げます。

予備校受講を考えている方、自身のキャリアに迷いがあるのであれば、まずNIKKEN MBA lab.にお電話されることをお勧めします。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

オーダーメイドなのが、私には合っていました

波田野様、約半年間のご指導ありがとうございました。筑波大学大学院に無事合格することが出来ました。今後、筑波大学受験を目指される方の参考に、簡単にですが合格体験記を書きます。

5月から約隔週のペースでゼミに通いました。土日で固定した曜日と時間を確保するのが難しかった為、フレキシブルにゼミの日程を決めてくださるスタイルは大変助かりました。また、生徒1人でのゼミ時間が大半だった為、家庭教師についている気分で、私の問題意識に合致した内容等を適宜アドバイス頂き、大変贅沢な時間を過ごすことができました。パッケージ化されたカリキュラムではなくオーダーメイドなのが、私には合っていた様に思います。

通学中に私が気を付けていた点は、2つ。(1)何があってもゼミに出席する。(2)日常のアンテナの度合いを高くする。です。 毎回、宿題があるのですが、正直100%の完成度でゼミに出席できたことはありません。計画的にゼミの宿題を消化できた時もあるのですが、どちらかというと、ゼミ3日前くらいになって、「今週何もしていないどうしよう。」と紋々と悩み、すきま時間(通勤時間や昼休み)を見つけて少しでも消化したり、30分でも早起きしてカフェで時間を作ってから出勤したり、ゼミ前日に死ぬ気で取り組んだりしたこともありました。宿題の消化率が30%でも、その中でやってきたことを伝え、かつ、議論まで膨らませてもらえた事、そして、ゼミに出席して「楽しかったな」と毎回思えるのが、続けられた要因と思っています。波田野さんの明るさにも助けられました。ありがとうございます。

宿題の消化と共に、日常のアンテナを意識的に高くしました。具体的には、「世の中の技術的トレンドの概要を意識しておさえる事」と「日常業務から疑問をみつける」です。筑波の入試には小論文があるのがわかっていた為、技術的トレンドはメルマガや雑誌等で日頃から概要を意識しました。これは、入学前に波田野さんが受験スケジュールを作ってくださった際に、「日経ビジネスの購読」と書かれていたので、特別指示されたわけではないですが、密かに読んでいました。また、研究計画書のネタになると想い、天下り的に指示された内容、慣例的になぜか行っている内容も、「なんでだろう?」「これで本当にいいのかな?」と考える様にしました。

実際の筑波入試では、模擬面接通りの質問がきてリラックスして面接をすることができました。また、小論文は過去問を2回提出しただけで、かつ、試験当日も試験時間終了前に教室から出てしまういい加減さでしたが、波田野さんから頂いた、「ポイント」があったおかげで、誰よりもスピーディーに小論文を仕上げられたのだと思います。

筑波入試を検討される方、入塾を検討される方の参考になれば幸いです。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

いい意味で互いに遠慮がない。

2016年9月30日、私はこのNikken MBA Lab.での学習が実を結び、第一志望である一橋大学大学院商学研究科経営学修士コース(HMBA)に合格いたしました。まずは厳しくも優しくご指導いただいた波田野 年洋先生に御礼申し上げるとともに、本合格体験記がMBA取得を検討している方、本予備校への入学を考えている方にとって判断の一助となれば幸甚です。

【本予備校入学に至るまで】大学を卒業後、私は商社で働いておりました。業務の内容にも相応に満足しておりましたが、入社して数年経った段階で、将来的に事業投資等の大きな仕事に携わりたい、と考えるようになりました。しかし、詳細は割愛しますが、経営に係る総体的な知識の不足を感じたこと、そもそも在籍していた商社が商取引を中心として行っており、事業投資に関わるチャンスに乏しかったこと等により、一度キャリアを中断してしっかりと知見を深める機会を持とうと考えるに至りました。以上が、MBA取得を希望した経緯です。

その後、学習の効率性や金銭的事情を勘案して国内MBAを視野に入試情報収集を開始しましたが、如何せん情報が少なく、独学で学習を進めることは困難と実感。種々のノウハウを得るためにも、予備校の活用が必須と考えた私は、数校を比較検討した結果、Axel Education(Nikken MBA Lab.の前身)の門を叩きました。ここだけの話、当時はHPの造りも簡素で怪しさ満点(波田野先生、ごめんなさい)だったのですが、何となく「ここなら厳しく指導してくれる」との思いを抱き、直感に従って本予備校を選択しました(その後程なくして、この直感は正しかったと判明するわけですが)。

【小論文対策】
予備校入学後、まずは全14回の小論文対策でカリキュラムは幕を開けます。「パケット」と呼ばれる、課題文章(一般に販売されている経営書の抜粋)を自分で読み込んだ後、波田野先生から送られてくる小論文問題に解答。その解答をメールで提出し、翌日に波田野先生からメールで講評を頂きます。課題文章の読み込み~問題解答~講評がほぼ1週間スパンで進んでいくため、働いている身としては時間の捻出に苦労しましたが、手を抜いて中途半端な解答をしようものなら、すぐに解答内容の誤謬を波田野先生に見抜かれ、辛辣なコメントを貰ってしまいます。「○○との表現がありますが、意味不明です」「評価:不合格確実」といった具合に。そのため、初期の段階では休日丸1日を使って構成を練り、必死に解答を考えていました。しかし、そのような試行錯誤を何回か繰り返しているうちに、段々と自身の「書きグセ」や、論理構築の勘所が分かってきます。そのようなコツを得ることができて以降は、波田野先生にも「特にコメントする点はありません。完璧な内容です」とのお墨付きを頂けるようになり、当初抱いていた小論文の苦手意識は完全に払拭されました。全14回の問題をクリアした後は、志望校の過去問を使用した実践編が全4回あるのですが、その段階ではある種の思考パターンも確立され、実際の入試本番でもほぼ計算通りの時間配分&字数配分で解答を終えることができました。

【出願書類対策】
小論文対策が佳境に入るころ、志望校である一橋の出願書作成が始まりました。一橋の出願には、学習・職務の経歴、研究・キャリア計画をそれぞれ2,000字程度で記載しなければならないのですが、ある意味これが入試対策の中で一番大変だったかもしれません。自分の中で漠然と渦巻く「こんなことに興味がある」「将来こうなりたい」という思いを、不明瞭な状態から明確かつ骨子を持った状態へと昇華させなければならないのですが、こればっかりは一人で机に向かっていても達せられるものではありません。その点、波田野先生に出願書類の作成初期段階から何度も直接相談に乗っていただきました。そして時に、研究テーマ策定に役立つと思しき学術論文を提供いたただいたり、過去の合格者の事例等を紹介いただいたりと、手厚くバックアップしていただいたおかげで、「自分は何を研究したいのか」「自分は何者になりたいのか」という、MBAを目指すうえでの言わば土台となる部分をしっかりと固めることができました。

「MBAを目指しているのだから、研究したいテーマやキャリア計画なんて自分自身が一番わかっているのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が、その「思い」を文章に起こしてみようとしてもうまく筆が進まないと思います。自分の頭の中で物事を考えている以上、「何となく」といった曖昧な状態で話が進んでしまっていることが多々ありますし、文章に起こすにせよ他人に話すにせよ、アウトプットを通じて初めてその曖昧さと対峙することになるからです。この曖昧さを取り除き、「思い」をブラッシュアップしていくためには他人の目が必要で、その点において正にプロフェッショナルである波田野先生にご指導ご鞭撻いただけることは、この予備校最大のメリットであると思います。

【面接対策】
出願書類の作成終了後、面接対策へとステージは移ります。私の場合は、対面・電話含め、計5回面接対策を実施いただきました。本番を想定した対面形式の面接対策を行えるだけでもありがたいのですが、波田野先生の場合は、こちらが言葉を濁そうものなら容赦なく切り込んできます。さらに、微妙な表情の変化や、こちらをじっと見つめる、刺すような目線も相俟って本番さながらの緊張感が醸し出されることにより、毎回背中に汗かくリアルな面接対策を経験することができました。また、一人ひとりのバックグラウンドに合わせて、面接内で言及すべき情報やすべきでない情報について具にご指摘いただけるので、本番を迎えた頃には「こういう質問に対してはこういう情報を含めて○○秒で返答する」といった具合に、対応策が極めてクリアな形で頭の中に形成されていました。

【ゼミ】
前述の対策に付随し、本予備校にはゼミが存在します。これは、本予備校にて進学を目指す他の受講生数名が一堂に会し、直接波田野先生からご指導いただくとともに、互いの出願書類等について意見を交換し合う場です。このゼミもまた、多くの学びを得ることができる、本予備校の大きな特徴であると思います。出願書類や、時には模擬面接の内容について他の受講生から種々意見を貰うのですが、プロである波田野先生とはまた違う、率直な意見を複数人から聞くことができます。また逆に、自分が他の受講生に対して意見を述べる際には、「どこに違和感を覚えるか」「より良い内容にするには何を変えればよいか」といった建設的な見解を提供すべく、仔細な点にまで注意しつつ他の受講生の言葉や考えを分析することになります。予備校での学習というものは、得てして一方通行的に指導を享受するだけになりがちですが、この「他者から批評されること」だけでなく「他者を批評すること」も十二分に経験できることは、想像以上に有益だったと感じます。なぜなら、出願書類の内容や面接での想定問答を考える際にも、独りよがりになってしまうことなく、「この点は他人から追及されそうだ」といった具合に、他者視点で批判的に内容を推敲することができるようになったからです。他の予備校では、なかなかこのレベルまで主体性ある学びは経験できないのでは、と思います。

【最後に】
本予備校は、他の予備校に比べれば受講生の人数も少ないですし、歴史も浅いかもしれません。しかし、その分、受講生と講師、そして受講生同士の距離が近いがゆえ、いい意味で互いに遠慮はありません。忌憚ない意見を、ド直球でぶつけてきてくれます。あまりに直球すぎるがゆえ、時に自信を失うこともあるかもしれませんが、当たり障りない誉め言葉をかけてもらって仮初めの自信を得るよりかは、辛辣な言葉で打ちひしがれながらも確固たる自信を手に入れるほうが、長い目で見て自分のためになると考えます。楽な道程ではありませんが、本予備校のカリキュラムを最後までやり抜くことができた暁には、試験本番がデジャヴに思えるくらい、研ぎ澄まされた状態で試験に臨むことができるでしょう。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

受験までの期間、職場とは別のコミュニティを作ることができる

この度、第一志望の一橋大学大学院商学研究科経営学修士コース(HMBA)に、無事合格することが出来ました。合格まで温かく支え励まして下さった波田野さんの御指導がなければ、憧れのHMBAに合格することは出来ませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです。

予備校を検討する際、合格体験記を見て「この予備校に入校したい」と強く希望しておりました。自身の合格体験記がMBA受験や予備校の入校をご検討されている皆様の一助になれば幸いです。

私は、学生時代は音楽を専攻しており卒業と同時に楽器店に就職して、5年間は営業販売を行っておりました。店舗運営やプロジェクトリーダーも任されるようになりマネジメントを行う中で、内部環境と外部環境を考慮しながら業績を上げ続ける難しさを痛感しておりました。そのため、一度きちんと経営を体系的に学びたいと考えMBAの受験を決めました。受験にあたりAxel Educationに入校させて頂いたきっかけは、個別に厳しいご指導で万全の対策を行って頂けそうだと感じたため入校を希望させて頂きました。

他の受験生と比べて、音楽を専門としてきた特殊な経歴でしたが、研究計画書の作成や面接対策においてそれらを踏まえたアプローチを親身になって一緒に考えて下さりました。学生時代に研究計画書の作成をしたことがなかったため、研究後のテーマや研究方法など一から作成方法をご指導頂きました。
面接対策は計4回実施して下さり、最後の1回は受験前日の夜、電話越しに行って下さりました。面接対策を通じて「音楽を学び活かしていたのに、なぜ経営学を学びその後どうなりたいのか」という問いに対して、事前にきちんと回答の準備が出来ていたので面接でも動揺せずしっかりと受け答えが出来ました。

少人数のディスカッションでのやりとりを主体としたゼミでは、活動を通じて様々な職種の人達の業種について知ることが出来ました。研究計画書の作成にあたって多様な視点からアドバイスが頂けたお陰で、研究計画書の内容を深く考察することが出来ました。また、ゼミの後は毎回、波田野さんが飲み会に誘って下さりゼミの皆様と親睦を図ることが出来ました。受験までの期間、職場とは別のコミュニティを作ることができとても充実した貴重な時間でした。

最後に、仕事を続けながらの受験準備でしたが課題の提出期限など仕事の融通を利かせて頂けたお陰で、実務と受験対策の両立を図ることが出来ました。私の場合、予備校に通わなければ、MBA受験に合格することは出来ませんでした。波田野さんのお陰で新たな一歩を踏み出すことが出来ました。予備校での時間は、受験準備にとどまらずとても新鮮で刺激的な時間でした。受験をご検討されている皆様には、心からお勧めしたい予備校です。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

GSSM対策として、これ以上の場はない

この度、筑波大学大学院ビジネス科学研究科経営システム科学専攻(以下GSSM)に合格いたしました。以下の合格体験記が、GSSM入学を目指し、アクセルエデュケーションの受講を悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。

私がアクセルエデュケーションを選んだきっかけは、このホームページに辿り着いた方と同様、「MBA 予備校」などでweb検索でアクセルエデュケーションのホームページに辿り着いたことでした。GSSM受験を意識したのは2014年の冬でしたが、仕事の忙しさなどを言い訳にあまり対策を進めておりませんでした。GSSMコースの受講募集締切直前となった春に「このままではいけない」と、授業料を払うという制約を課すことで、モチベーションアップにつなげる目的でアクセルエデュケーションの門を叩きました。主宰者自身も認めておられるほど「怪しい」ホームページの効果か、受講定員に達していないのは僥倖でした。確かにパンフレットなど一般的な予備校には存在する判断材料はなかったものの、GSSM合格までの道標を明確に示していただき、受講を決心するには時間が必要と感じませんでした。

アクセルエデュケーションでの指導内容については、他の合格者の方の体験記に記載があるでしょうから詳細は省きますが、期待以上のご指導を頂けたと満足をしております。GSSMの受験を検討されている方にとって、最も対策が必要なのはA4で6枚に及ぶ研究計画書ですので、その点について述べて行きたいと思います。私の場合、研究計画書を作成する上で、以下の2点に大きな不安を抱えていました。

①問いの妥当性
②研究計画書の全体構成(グランドデザイン)

①、②とも、学部が非経営系で、アカデミックな訓練を積んでいない私にとっては、非常に大きな課題でした。さらに、具体的で論理的、かつ簡潔明瞭な文章を記述するためには、第三者の視点によるブラッシュアップの過程が必ず必要になると考えておりました。

アクセルエデュケーションの主宰者は、MBAホルダーであり、多くの受験生を合格へ導いてきた実績もお持ちです。よって、上記の私の不安に対して、期待以上のご指導をいただけたと思います。
授業は、主宰者の方および他の受講生とのゼミ形式で進んでいきます。受講当初、研究計画については、ほとんどフラッシュアイデアの断片が複数存在しているようなものでした。先行研究の読み込み、定期的な成果発表を重ねていくにつれ、研究計画書のコアであるところの「問い」自体が明確化されていきましたし、主宰者の方の指導のおかげで、全体構成も自然とできあがっていきました。また、毎度成果発表を重ねていくことは、自身の研究の曖昧さ、矛盾点を洗い出す作業につながります。やはり詰め切れていないところは、自分でも話していて苦しいな、と思います。文章だけだとさらっと書けてしまうのですが、実際に発表を行っていくという過程が非常に重要だったのだと改めて実感されます。この過程が、後の面接対策にも十分な効果がありました。

GSSMに合格できたのは、アクセルエデュケーションという素晴らしい学びの場があったからだと思います。GSSM対策として、これ以上の場はないのではないでしょうか。主宰者の○○さん、また私の研究計画を辛抱強く聞いてくださった他の受講生の皆さんに改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

MBAを真剣に志している人に、真正面から応えてくれる

3ヶ月前には、自分が第一志望の大学院にいけるとは夢にも思っていませんでした。

私を合格に導いてくれたAxel Educationへの感謝の気持ちを込めて書きます。

【受講のきっかけ】

大学院で学びたいと思い、早稲田大学大学院(以下、WBS)受験を志したのが、出願の1ヶ月半前でした。色々調べると、受験準備には、半年~1年間かけることが普通のようでしたので、独学での受験は早々にあきらめ、予備校を探しました。

「国内 MBA 予備校」という検索条件で偶然ヒットしたのが、Axel Educationでした。

ホームページに多少の胡散臭さも感じましたが、合格実績の明記、ホームページから感じられる主宰者の情熱を信じ、ホームページを見つけたその日に受講の申し込みをしました。

【Axel Educationについて】

Axel Educationのプログラムは大きく3つに分かれます。

①研究計画等出願書類対策
ビジネススクールごとに、事前に提出する書類は異なりますが、Axel Educationでは、志望校に合わせた指導をしてくれます。私が作成した出願書類に対して何度も何度もアドバイスをくださるのですが、メールでのやりとりですので、時には厳しく感じるような返信に落ち込むときもありました。(時には辛らつな、ある時は突き放したようなメールが届きます)しかし、不思議と、主宰者の“生徒を合格させたい”という情熱や愛は、どのメールからも感じられました。

②小論文対策
個人的に最後まで苦労した部分です。Axel Educationでは経営学関連の書籍を読んで、それにまつわる小論文を書く「基礎小論文」と、志望校対策としての「実践小論文」があります。私は受験まで期間があまりなかったので、10日間連続で、毎日小論文を提出しましたが、主宰者はそれらにもきちんと添削くださいました。
小論文対策としても優れたプログラムだと思いますが、それ以上に、WBS入学後にスタートダッシュをかけられる土台となる経営学の知識を身につけられたのが何よりもの収穫です。

③面接対策
私は4回実施いただきました。納得いくまで模擬面接をしていただいたおかげで、本番できちんとアピールすることができました。

【最後に】
私の人生が変わるきっかけは、こちらのホームページを見つけたことから始まりました。恐らく世話のやける生徒だったと思いますが、主宰者は、とことん付き合ってくださいました。MBAを真剣に志している人に、真正面から応えてくれる予備校だと思います。

2017.02.23

NIKKEN MBA Lab.

期待以上の予備校だった

Axel Educationは、私の期待以上の予備校であった。もし受講していなければ、早稲田の夜間主総合コースには合格出来ていなかった筈だ。その理由は、以下の3点である。

1)ポイントを抑えた小論文対策
Axel Educationの小論文対策は、国内MBA試験のポイントをしっかり抑えている。なぜなら先生が用意している課題文書(著名書籍の抜粋)と練習問題は、実際の国内MBA試験の傾向を分析した上で、主催者自身が取捨選択したものだからだ。

実際、私の場合は、早稲田の試験本番で「コーポレートガバナンス」に関する問題に遭遇した。この分野は正直、私の不得意なジャンルであった。しかし、Axel Educationの小論文指導を通じて、事前にガバナンスについて学んでいたため、試験本番では、「エンロン事件」等の実例を盛り込みながら解答する事が出来た。Axel Educationでの小論文指導が無ければ、この試験問題には十分対応できていなかったに違いない。

2)手厚い研究計画書指導
Axel Educationの研究計画書指導は、非常に手厚い。なぜなら先生は、受験のプロの目から見て、合格水準に達していない研究計画書には出願許可を出さないからだ。

実際、私の場合は、研究計画書を合計10回近くの添削して頂いた後、ようやく出願許可を得られた。添削時に受けたアドバイスは、「早稲田のエッセイ2は****を見られているから、****という風に書かないといけない」等、私の志望校に合わせたものであった。その上、願書提出の前日には、研究計画書をフェイストゥフェイスで1文ずつ指導して頂いた。その結果、最終的に出来上がった研究計画書は、自分でも驚く程、完成度の高いものとなっていた。Axel Educationでの手厚い指導が無ければ、ここまで研究計画書のレベルを引き上げられていなかったに違いない。

3)傾向を熟知した面接指導
Axel Educationの面接指導は、志望校別の傾向を熟知した的確なものだ。なぜなら先生は、過去の受講生の面接事例を元に、志望校別に模擬面接会を開催し、細かく指導してくれるからだ。

実際、私の場合は、同じ早稲田の夜間MBAを志望する受講生と合同模擬面接会に参加した。最初、面接官役の先生からは、「早稲田の特徴が全く分かっていない。やり直し」と厳しい指導を受けた。しかし、模擬面接を繰り返す内に、早稲田の面接で聞かれる事を正確に掴み、回答出来るようになっていった。その結果、本番の面接では、全体の半分以上は事前に準備していた筋の質問を受け、的確に回答する事が出来た。Axel Educationでの面接指導が無ければ、本番の面接でここまで的確な回答は出来ていなかった違いない。

以上のように、私はAxel Educationを受講していなければ志望校に合格出来ていなかった可能性が高いと考える。そのため、受講を悩まれている方には、是非お勧めしたい予備校である。