勉強法

2019.06.03

押久保政樹

小論文参考書 発売のお知らせ

『国内MBA入試対策 小論文対策の論点 ~小論文を構想する~ 長文・グラフ・会計問題の視点から』が発売となりました。
各種実例を基に回答する際に意識すべきポイントをまとめています。
受験生各位におかれては是非お求めください。

2019.04.09

押久保政樹

ゼミについて

新年度になったのでゼミを開催しています。
ゼミでは何をやっているかというと、その人を知るということです。
現在どのような状況なのか、何に興味があるのか、将来どうなりたいのか。直接会って話す方が伝わるだろうと考え開催しています。
普通に生活していると考えを棚卸する機会というのは意外とないものです。
何度も話を聞く機会がある私で分からなければ面接官にも当然分かりませんし、へたをすると本人も分かっていません。
対話することでその人の在り方を明確にするために当校は存在するのかなと思います。

見学は随時受け付けているので興味をお持ちになられた方はご連絡ください。

2019.02.04

押久保政樹

研究計画書の書き方について

MBA受験の参考書を読んでいると、研究計画書の書き方と銘打って文章術指導に終始するものが多々あります。
どうにもマスプロダクツ的な発想だなと思います。
これは受験生側の意識の問題もあって、分かり易くノウハウ本的な内容を求めているのだと思います。
残念ですが、まずそうしたアプローチでは合格する研究計画書は書けません。

 

そもそも大学院に入学してまで研究をしたいのだから一に二にも中身ありきでしょう。
ということで研究計画書は何よりもテーマ設定が大事になりますし、志望動機〜研究内容〜将来計画の一貫性が重要になります。
研究テーマの新奇性、研究手法の良否については個別に見ていくしかありませんし、その妥当性を測れるのは大学院レベルの研究者しかいません。
そうした教育者の下で個別で指導を受けるのが確実な対策だと考えます。

 

最後に宣伝になってしまいますが当社の書籍を紹介いたします。
どのような水準の研究計画が求められているのか、テーマ設定に際しての考え方を実態に即して記載してあります。
単に文章の体裁を整えたいということであれば本多勝一(2015)「日本語の作文技術」がお勧めです。

 

2018.11.05

押久保政樹

小論文について

当校では各ビジネススクールの10年分は過去問を所有しています。
各校の試験問題を読んで思うのは「良い問題だな」ということです。読み物として面白い。
人事制度の見直し、デジタルマーケティング活用、企業の社会的責任 etc
取り上げられるテーマは昨今のダウントレンドを反映しており、現在の日本企業が感じている問題意識と直結している。
どれも現状維持ではなく”いかに変わっていくか”に主眼が置かれています。求められているのは低成長下での経営戦略、いや、そんな生温いものではなく生存戦略です。
更にトップスクールになると下記のような特徴があります。

 

一橋…問題文が長く論文的。経営に限らず社会問題全般がテーマ。視野の広さを見ている印象。
慶應…経営学の王道を行く問題が中心。テーマがオーソドックスなので論理的に“正解”が導ける。
早稲田…問題文が短く論述の自由度が高い。経営者(トップ)視点でどのように考えるかを見ている印象。

 

トップスクールは別にお勉強ができる人間を求めている訳ではありません。
泥臭くても自分で考え、自分で問題を解決しようというビジネスマンが求められているのです。
その心構えを入試段階で見られているし、必然小論文でも同じことが問われます。
20世紀の米国企業で、長引く業績低迷からの脱出を主導したのがビジネススクール出身者だったことを考えると、日本でも同様の流れが起こることを期待します。

2018.10.16

押久保政樹

MBA面接について

秋入試の時期になりましたね。
面接内容について尋ねられることが多いのですが、MBA面接だからといって特段変わった質問が飛ぶということはありません。
その一方で、面接官はそれぞれの研究計画書を見ながら質問してくるため万人に決まった質問というものもありません。
受験生に常日頃から考える習慣があるかどうかを確かめるものがほとんどです。
正誤があるものではないため、コールアンドレスポンスになっているか否かを念頭に本番に臨んでほしいと思います。
面接者の質問意図は3つに大別できます。

 

①論理力を問うもの
特定企業をケースに挙げ、その成功失敗要因を分析させます。
ここでは筋道が通ったシナリオを話すことが求められます。

 

②知識を問うもの
研究テーマに関連したトピックについて下調べしてあるか確認されます。
ここではニュースや関連書籍、先行研究について話すことが求められます。
一番対策しようがあるものですし、入学後実際に研究を進めるうえでの準備になるので調べすぎるということはありません。

 

③意欲を問うもの
基本的にMBAはハードワークが求められます。
ここではその心構えが出来ているのかを確認されます。
やる気がない人が肩書き目当てで受験し、万一MBAホルダーになったところで大成することもないので、素直に心情を話して結果を待つのが良いと思います。

 

何にしろ折角の考えも言葉にして伝えないことには面接官も評価しようがありません。
人によって話上手、口下手はあるものなので当校では生徒が自信を持って面接に臨めるように模擬面接を重ねていきます。