【一橋大学金融戦略・経営財務プログラムを目指した理由】
1つ目の理由は、ファイナンス・統計・計量経済学の理論を体形的に学び、得た知識と研究成果を業務に活かしたいと考えたためです。私は、出願当時は某コンサルティングファームにおいて企業価値評価を専門にしており、買収時の対象会社の企業価値を計算することが主な業務内容でしたが、業務経験の中で業務の習熟度が高まったものの、前述の分野の知識を体形的に習得し、クライアントにとってより付加価値の高い業務を提供できるようになりたいと考えました。
2つ目の理由は、データサイエンスの知識を習得することで、新たな専門分野を築きたいと考えたためです。その背景には、AIを用いた企業価値評価ソフトウェアの開発等に携わられていただいたことを受けて、データサイエンスの知識の必要性を感じていたことがあります。大学院で得たデータサイエンスの知識を活用し、従前の業務の効率化や、新規業務の提供機会の創出を行っていきたいと考えました。
General Managementを学ぶMBAにも関心がありましたが、当プログラムの方が自身の志向にフィットしていると感じています。実際に、大学院合格後に、自らの希望でAIラボラトリという研究開発部門へと異動することとなりましたので、今後はデータサイエンスとファイナンスの知識を活用した商品開発に従事していきたいと考えています。
【NIKKEN MBA lab.を選んだ理由】
主に以下の理由が挙げられます。
1.一橋大学金融戦略・経営財務プログラムに特化したコースが設けられている点
2.研究計画書・面接対策の両方を行っていただける点
3.ゼミ形式で受講できる点
【受験準備について】
前年度同プログラムを受験したものの、面接で不合格となりました。そのため、専門家の意見を取り入れながら準備を進める必要があると感じ、2月頃に受講申込をしました。不合格となった主な理由としては、主に以下の理由があると考えました。
1.研究テーマの研究意義が明確でなかったこと
2.研究テーマに関連する先行研究の読み込みを十分に行っていなかったこと
3.研究手法が具体的かつ現実的でなかったこと
上記の課題意識のもと、大体2週間に1度の頻度でゼミに参加し、波田野先生、押久保先生、大学院の現役講師の先生からご助言をいただきました。
【NIKKEN MBA lab.で良かった点】
大学院の現役講師の先生からご助言をいただけた点が有意義だったと考えています。