・MBA志望理由
新卒学生である私がMBAというものに興味を惹かれるようになったきっかけは学部在学時代に於ける「気付き」でした。
アルバイトに於いて責任者として勤務した経験や学部在学時代に参加した11社のインターンシップの経験から、物事を論理的に思考する能力、物事を俯瞰する能力というものが如何に重要かという事に気付くことが出来ました。
しかしながら、皮肉にもこれらの経験は、今の私にはこの様な能力は欠如しているということを私自身に痛感させることになりました。そして、この様な状態で社会に出ても使い物にならない。いつしかそう確信するようになりました。
「経営学を体系的に学習することによって、社会に出る前に論理的と経営的視座から俯瞰する能力を身に着け、入社時点から最善の意思決定を行える人材になりたい」というのが、私がMBAの取得を希望するに至った理由です。
・NIKKEN MBA lab.を選んだ理由
私がMBAの取得を決意したのが学部4年の5月でした。MBAの受験時期を調べると半年を切っていることがわかりました。私は実務経験のない新卒学生であり、専攻も情報学と、経営学とはかけ離れたものであったので独学での受験は不可能であると判断し、予備校に通う決心をするに至りました。
次に行うべきは予備校の選定ですが、「国内MBA 予備校」で検索すると幾つかの予備校がヒットしました。その中で、NIKKEN MBA lab.を見つけましたが、初めて見た印象は、「なんかすごく怪しい・・・」でした。(笑)しかしながら、受講料が他の予備校に比べて非常に安価である点や波田野先生が非常に熱意を持った方であるという点に興味を惹かれました。また、この卒業生の声を読むと過去にも似たような感想を持った方が複数いたらしくその方も過去の卒業生の声を見て「怪しいが、怪しい予備校は卒業生の声に怪しいなどと書いてあったら掲載しない」という旨の内容を記述していたので、確かになぁと思い受講を決定するに至りました。
・受験勉強
受験勉強は、6月に受講を開始し、①.指定図書の購読(1か月)②.研究計画書作成(2か月)③面接対策(1か月)という流れで進んでいきました。
中でも、私が一番苦労したのは面接対策でした。研究計画書の作成までは、比較的スムーズに波田野先生からOKを頂けていたのですが、電話で行った初回の面接対策では支離滅裂な回答しかすることが出来ず、初めてお叱りを受けてしまいました。2か月間練った研究計画書の内容を完全に理解し、自身の頭の中も整理出来ていると考えていたので、この様な結果に自分でも驚いてしまいました。
それから、「なぜMBAを取得したいのか」「なぜ新卒の今なのか」「なぜ今の希望している業界、職種を目指すのか」の3つの質問を核として、なぜ?なぜ?なぜ?という質問に論理的に答えられるようにすべての質問、回答をWordに書き起こして、頭の中を整理し、瞬時に答えられるように努めました。後は面接対策でアウトプットし、上手く回答出来なかった箇所はWordに書き起こして整理するという事の繰り返しです。結局、波田野先生には面接対策を10回近く行って頂き、納得のいく回答が出来るまでとことん付き合って頂きました。
・最後に
受講開始当初、私は自身の実力を鑑み、青山学院大学専門職大学院国際マネジメント研究科を第一志望校に設定しておりました。ですので、青山学院大学の入試科目である研究計画書作成と日本語の面接対策のみに重点を置いて、受験対策を行っておりました。
しかしながら、受講を開始して2か月程経った頃、波田野先生に受験校が一つでは心配なので、どこか併願校を受けたいという旨をお伝えしたら、「じゃあ、慶應も受けてみたら?」とのアドバイスを頂きました。国内トップビジネススクールであるKBSなんて、私の実力では到底太刀打ちできないのではないか?と全く持って自分自身に自信を持つことが出来ませんでしたが、悩んだ末、「折角のチャンスだし、チャレンジするだけしてみよう」とKBSの受験を決意するに至りました。
そして、今、私は、青山学院大学専門職大学院国際マネジメント研究科と慶應義塾大学大学院経営管理研究科の2つの合格通知を手にすることが出来ました。これは、紛れもなく波田野先生のご指導のお蔭様です。そして、もう一点、あの時「チャレンジしてみよう」と決意することが出来たからです。この予備校には、そのチャレンジすることにとことん付き合って下さる先生、そして、環境があります。
今、この合格体験記を読まれている皆さんは何かしらの形でMBAというものに興味を持たれているものかと思います。私はまだ入学もしていないので、大学院でどのようなことを学ぶことが出来るかということは分かりません。しかしながら、MBAを取得するという課程で多様な人・価値観に触れることで、今まで切り開くことの出来なかった、将来に対する多くの「道」というものを切り開くことが出来ると確信しております。
皆さんも是非一歩踏み出して、道を切り開くチャレンジをされてみては如何でしょうか?